JR東日本のSuicaとJR西日本のICOCAが、8/1から相互利用できるようになりました。
まぁ、元々同じSONYが開発したFeliCa(フェリカ)という非接触型のIC技術なので、
最初から相互利用できるようにしておけよという気もしますが。
ちなみに、FeliCaはam/pm等で使えるEdyカードや、DoCoMoのおサイフ携帯にも使われていますので、
段々と電子マネーの主流になっていくのでしょうかね。最初は鳴かず飛ばずだったと思うのですけど。
余談ですが、DoCoMoのおサイフ携帯、電源が入ってなかろうがバッテリーが切れていようが
買い物はできます。一瞬「え?」とも思えますが、何の事は無い、EdyもSuicaもバッテリーなんて
装備してませんから、当たり前っちゃ、当たり前なんですよね(^^;)。さすがに電源が落ちてると
チャージはできませんけど(i-modeに繋がらないので当たり前ですわな)
ではどうやって動いてるかといいますと、読み取り機側から電波に乗って電源供給されてるそうです。
いや~・・・どういう構造なのか、管理人にはさっぱり分からんチンですわ( ̄▽ ̄;)。
さて、Suicaに話を戻しますが(ICOCAは持って無いので)、履歴印字ってありますよね。
アレは元々直近50件、しかも一回印字したら次回はその次の利用履歴からしか印字できません。
そこで、チト意地悪を。
JR西日本の駅でSuicaを印字したらどうなるか。
実験実験。
結果が向かって左。
他社カードは直近20件しか印字できないとの事で、ちゃんと20件出てきました。
で、その足でのぞみに乗って東京へ来て印字。
結果が向かって右。
ちゃんと大阪で印字した明細も含めて50件出ています。
という事で、他社カードを印字した場合は、最終印字したポインタは書き込まれずに
二重印字されてしまうという仕様のようですね。
だから何?という突っ込みは無しの方向でm(_ _)m。
ついでに出ている明細の内容をチェック。
東で出すと
「Suica残額ご利用明細」
ですが、西で出すと
「ICカードご利用明細」
となっています。
カードの名称は内部に書かれていないって事なんでしょうかね?
東で出すと
「入」「出」
ですが、西で出すと
「入場」「出場」
となっています。
何か意味があったんでしょうかね?
東でも、ヘッダ部は「種別」と2桁使っているので、明細も2桁印字するスペースは
あると思うのですが、インク代をケチりたかったのでしょうか(^^;)。
東で出すと
「田町」とか「五反田」
とか駅名が出ていますが、西で出すと
「JR東」("JR"は二倍角)
としか出ません。
逆に、西日本の駅名は、西で出すと
「大阪」「鶴橋」
とか駅名が出ていますが、東で出すと
「JR西日本」("JR"は半角)
と出ます。
・・・あれ?ここは東の方が文字数多く使ってるぞ( ̄▽ ̄;)。
いずれにしても、相手方の駅名のデータベースは持っていない模様ですね。
あと、日本語部分のフォントが違うとか、日付の表示が違う(16.08.25 と 16.-8.25)とか、
入金の明細の出方が違うとか、東日本は残高の前が **820 のように*で埋められてて見づらいとか、
細かい違いが色々あるようです。
まぁ、いずれにしても、仲が良く無いという噂も聞きますが、
もうちょっと敷居を低くして、仕様の共有化とかしたら
開発費も抑えられるのに、と他人事ながら心配しました。
いや、そういった費用も運賃に含まれるので、是非コスト削減のために
仲良くしてほしいですね。