長大で複雑な話を漫画誌で細切れに読んでも話が見えず、面白みが伝わりにくい。『漫画誌はやめて、単行本が出てから一気に読もう』となってしまう」と嘆く。
-中略-
読者が漫画誌を読まなくなったため、「売れている単行本」に人気が集中する。そして、漫画誌は減り続ける読者を逃すまいと、ターゲットを極端にしぼり、同じような作品ばかりを掲載する傾向が顕著になってきた。
-中略-
「多様な雑誌が多様な作品を発表してきたからこそ、日本の漫画文化は発展した。また、漫画誌は新人発掘の重要な場でもある。漫画誌の編集者たちは『毎号漫画を読ませる』ことの意味を考え直す必要がある」と話している。
[雅楽多blog]さんも書かれているのですが、「単行本が売れている」事自体は
いい事なんじゃなんですかね。
別に「多様化」はマンガだけに限った話でもなく、それこそ車であれ、洋服であれ、
外食屋さんであれ、どの業界でもある事。
それを理由に新しい事が出来ない(新人を育てられない)というのは、
「新しい方法を考えるのがメンドー」って言ってるだけにしか聞こえませんけどね。
多様性が増えているからこそ、ビジネスチャンスが増えてると思うのが普通だと思いますが。
確かにね、「イニシャルD」なんかを見てますと、毎週毎週「ギャオー!ドッシャー!」
とかって、車が走ってるだけで、正直週刊誌で読む気にはなれません(^^;)。
でも、単行本になって続けて読むと、週刊誌で感じたほど長くはないんですよね。
それなりにちゃんと読めます。
逆に、「デスノート」のように、毎週毎週、活字のオンパレードのような作品でも
しっかり毎週読者はワクワクドキドキしながらついて来てくれています。
それでいいんじゃないんですかね。
色々あって。
作者さんにとっては、週刊誌より単行本が売れた方が断然オイシイんですし、
出版社にとっても、モノによっては雑誌依存ではなく、単行本やキャラグッズをメインとした
収益方法にシフトしていけばいいだけだと思うのですが、素人考えなのでしょうかσ(^_^;)。
・・・たまにはこういうBLOGっぽいエントリーもどう?(笑
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