19巻です。
いよいよインド戦線に本格的に巻き込まれた訳ですが。
段々と第二次大戦の史実から離れていってしまいますねぇ・・・。
「みらい」はドコに行ってしまうのか。。。
インド開放の運動家と、占領下インドの英国軍人、ともにインド人な訳ですが、
その二人の会話で以下のようなやりとりが出てきます。
内戦に持ち込んででも独立を目指す運動家は、同胞を手にかけることは
出来ないからと反対する軍人に言います。
「君は人間として軍人として正しい。
そして私も正しい。
戦争の中で正義はひとつではない。」
おそらくそれって、戦時下だけではなく、ある意味平時でもそうなんでしょうねぇ。
特に国家間の意識のすれ違いなんかもそうなんだと思う訳で。
文化や立場、思想とかによって、どっちが正しいとか間違ってるとかの
単純な二分論では片付けられない事の方が多いと思うんですよ。
戦時ではソレは直接衝突に繋がってしまうところが残念なのですが、
平時の場合、お互い「違い」を尊重した上での歩み寄りをすべきなんだと。
最近色んなニュースを見ながらそんな事を思いましたm(_ _)m。
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