10巻です。
キャスバル・レム・ダイクンがシャア・アズナブルになった経緯が語られています。
今号は士官学校に入学するところまで。
次号はガルマと仲良くなる辺りがメインになる感じですか。
ちなみに、若き日の(?)アムロやミライが登場します。
個人的にはあんまりこういう意味の無いサービスカットは好きでは無いですけど。
TV放映中のSEED Dでも、この前ドムがジェットストリームアタックやってましたが、
セルフパロディっていうのは自分たちが思ってるほど面白く無いモンですよ>製作者の皆さん。
ところで、劇中でザクの開発話も並行して進んでいるようですけど、
自衛隊では既に[ガンダムの開発に成功していた]ようです。
いやぁ、ビックリ(~_~;)。
HATさん>
確かに、前号で既にガンタンク似の機体が出てきてましたね(^^;)。
長距離射程砲も積んでましたので、明らかに戦闘用(治安維持用?)でしたし。
私が知る限りガンダムにおける"モビルスーツ"は、どこから先がそうなのかは
はっきりとした線引きが無いはずです。
例えばAMBAC(能動的質量移動による姿勢制御)を備えて無いとダメとか
熱核融合炉を動力源としてないとダメとかそういう具体的な定義は曖昧です。
ただ「スーツ」という言葉から、やはり明らかにヒトガタ似の四肢を持つザクから
というのが一般的なのだと思います。
シャアに関しては、小説版などでも結構悪人だったような記憶が(^^;)。
所詮子供向けTVアニメですから、ホンモノの悪人を"ライバル"とはしづらかったのかと。
当作品は「ORIGIN」ですので、"本当はこうしたかった"もしくは"こうした方が面白い"と
いう事なのだと思います(^^;)。主人公、もしくはララァの対比としての"悪人"が
欲しかったのではないでしょうか。
ただ、確かにこの悪人のままだと、「逆襲のシャア」あたりの、病的な繊細さを持った
彼とは別人28号ですね(^^;)。
結構面白かったです。ファーストガンダムの「?」を相当解消してくれてます。
アムロは余分だと思いますが、ミライがこの時点である程度の関わりがあったって事は、金塊が届けられた時のいかにも事情を知ってる風の対応に結びつくと思いました。その他ララアが何故あんな所にいたのかとか・・・
僕的にはまったのは次の2点でした。
1.1stガンダムでは、「連邦初の」モビルスーツという設定でした。ティム・レイが天才だという事かなと感じてましたが、実は以前からモビルワーカー(作業用?)はあったという事がわかったこと
2.シャアの性格があまりにも悪い事。どこまで計画的かは議論があるかも知れないけど、ちょっとひど過ぎる。この性格の延長に1stガンダムのシャアがあるとは思いにくい。
今回「中編」でなく「後編」なので、元の本線に戻るのかと思ってました。ガンダムAは読んでないのでしりませんが。