ガンダムSEED DESTINY

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昨日が最終回でした。

で、後半突然あらぬ方向へ進んだ展開を、この短時間で一体どのように
収集するのかと思っていたら、最後は一方的に叩き潰して終わり。。。

主人公も前作の脇役(笑)にボコボコにされて、ヒロインとともに号泣して終了。

何て言いましょうか、普通物語って、何かが終わったとか、誰かが成長したとか
そんな「終わり方」っていうモノがあると思うのですが、そういう事も特に無く、
子供同士が喧嘩して終了みたいな、はーそうですか、で?と、何の感慨も感情も
湧き出てこない、薄っぺらな終わり方でした。

しかも、まがりなりにも戦争映画なら、最後のモノローグででも、その後
どうなったかみたいなシーンなり説明なりがあってもよさそうですが、
テーマ曲をバックに、過去のシーンがフラッシュバックしただけ。

そして最後に生き残った側(しかもこっちは全員みごとに無傷)が
揃って見得を切って「プラモデル買ってね!」とばかりにポーズですよ。

何が終わったのか、結果これからどうなるのかという、見る側が物語を
振り返る余韻すら与えてくれません。

頑張って前傾姿勢になるようにポージングさせたのに、いまいちパースが取れなくて平べったく写ってしまいました・・・苦労したかいが無かったです(泣)

ま、買った管理人が偉そうな事は言えませんが(笑)。

それにしても、ガンダムがどうのこうのという以前に、イチ作品として成立していません。
脚本とか、演出とか、小学生がやったんですかね。

とか思っていると、作画監督さんもBLOGで[ブチ切れてました](笑)。

いや、内容はそれなりにあったと思うんですよ。

今まで、武器商人とその利権、なんてな話が出てきたのって、少なくとも
アニメでは見た事ありませんでしたし、なぜ人間は戦争をやめないのか
という永遠のテーゼも、まぁ、ありがちとは言え、お題目に掲げられてましたし。

しかし、それも結局内容が伴わなければ何の意味も成しません。
意味の無い引き延ばし、何度もループする戦闘、全く成立していない戦闘中の会話、
登場人物達のあまりの何も考えなさ過ぎな頭、散々引っ張ってきておきながら、
二言三言でいきなり動揺して改心(?)する登場人物たち、作画のあまりの使い回し、
全く必然性の無い展開、次から次から量産される最強のガンダム、いつの間にそんなモン
作ってたのか、あるんなもっと早くに使っておけと思わせる、何個も出てくる巨大兵器・・・
などなど枚挙にいとまが無いくらい突っ込みどころ満載でした。

最後の方は何だか意味不明な会話が何箇所もありましたので、まさか続編とかできるのでしょうか。

作るなとは言いません。
頼みますので、せめて「もう少し真面目に」作って下さい。

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このページは、skoyamaが2005年10月 2日 22:34に書いたブログ記事です。

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