5巻です。
なかなか本質に向かって進展しませんね。
尾ひればかりが増えていて、大丈夫でしょうか(^_^;)。
さて、3人目の超人が登場。
しかも極悪人。
こうなってきますと、超人スーツの製造者(社?)の目的が一番の問題になります。
スーツ自体の実現性などはどうでもいい事です。
「発明した」で充分で、そんなところに余計な説明のためのパワーをかける必要性はありません。
「リアリティ」とは、物理的な事象よりもメンタルな部分の現実性の方が大事です。
さて、その製造者がタダの会社だとすると、そのモニターに全く面識の無い人間を
選ぶという事に根拠が見えません。現に、2/3はビルや街の破壊とか人殺しなど
ロクなコトに使われていないですし、それがばれた時のリスクをどうヘッジする事が
出来るのか、いやできる訳が無いので、その線はダメです。
しかも100人単位の人間が動いているとの会話もあります。
スーツが少なくとも3体ありますので、300人。
その人件費だけで月に億を超えます。
後処理班以外に、事前根回し、研究開発、営業活動(?)、
どうやってコストを回収できるのか・・・。
となりますと、残る選択肢は2個。
国家か宗教。
これらは理屈ナシで何でも正当化できるので便利です。
しかし、今時、国家がやってるなんていうアイディアも、既に時代遅れですし、
宗教に関しても、今や、やってる事は会社とほとんど変わりありませんので
イマイチ説得力に欠けてしまいます。
さて、いかにして収束するのか、はたまた、とっちらかったまま、フェードアウトしてしまうのか・・・
月1連載ですので、判明するのはまだまだ先になりそうです(^^;)。
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