15巻です。
丸々1巻、イシュバール殲滅戦の回想録です。
この手の回想はえてして長くなりがちなのですが、
よく1巻でまとめてくれたモノと(^^;)。
戦争の中で、焔の錬金術師マスタング大佐がいかにして絶望し、
しかしその中で皆の信頼を得て頂点を目指すようになったあたりを中心に
描かれています。
いつもは高飛車な大佐も、一度地獄を見てきたからこその
ゆるぎない自信と信念がそこにある訳ですね。
一時期「無能」よばわりされていましたが(笑)。
さて、次号からは新キャラも登場し、この国の錬金術の謎に
焦点があてられて話が進んでいくのでしょうか。
でも主人公は「真実の扉」を開けていますし、
それがいまさら「おかしい」と言われても・・・。
では、本当の「真実」とはドコにあるのか。
う~ん、全ての謎が解き明かされるまでは
まだまだ時間がかかりそうです(^^;)。
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