さっき録画で見ました。
5時間半の番組でしたが、普通に試合だけ見たら1時間半かかりませんでした(~_~;)。
さすがここ2~3年であの朝日を超え、群を抜いて捏造と八百長のスキルを身に付けたTBS、
視聴者をバカにする事にかけては天下一品です(笑)。
さて、暇なので[公式リザルト]順に細かく試合を見ていきましょう。
●金子 賢 vs アンディ・オロゴン○
何と言いますか、お互い同じぐらいに(総合としては)レベルが低いので一見イイ試合でした(笑)。
あと3秒あればアンディのローキックでダウンを奪えたのですが勿体無いところです。
金子は絶対的に経験不足です。頭では分かっていても考えずに勝手に体が動くまで
練習と試合を通して反芻しなければスパーリング同様には動けません。
特にテイクダウンがなっていませんでした。相手を倒す事ばかりに集中し、倒れた後に
どのような体勢になっているか、しておかなけばならないかを考えられていません。
倒れる瞬間にその先を考えておかなければ、2,3手損をします。
家に帰ったら、所とホイスの試合をハードディスクがクラッシュするまで見ておくべきでしょう。
○永田克彦 vs 勝村周一朗●
うーむ、勝村も悪い選手ではないのですが、自力の差が出てしまいましたか。
永田も決して上手な選手ではないのですが、勝村としては自分のペースに持ち込めなかった
ところが敗因ではないかと思います。あそこで永田がもっとラフに来れば何とかなったのも
しれませんが意外と冷静でしたからね。永田には「霊長類ヒト科最強の男」と言われた
マーク・ケアーのファイトスタイルがあっているように思いますので、これからも精進して頂きたい。
●石澤常光 vs 金泰泳○
金泰泳テラナツカシス!!(笑)
昔はよくK-1で見ていましたが、アチラは完全に重量級のものになってしまいましたからねぇ。
しかし、相変わらず石澤はコロっと負けますなぁ(~_~;)。
○所英男 vs ホイラー・グレイシー●
正直言いまして、ホイラーも既に旬を過ぎた選手ではありますが、それにしても所はよろしいな。
あの柔軟な体はスゴイ武器だと思います。寝技はもう申し分無いのであれでもう少し打撃が
(攻守とも)強くなれば益々伸びるでしょう。
●曙 vs ジャイアント・シルバ○
もう何も言うことはありますまい。
既に年末の風物詩となっておりますので、これからもドシドシ負け続けて頂きたい。
練習?時間の無駄です。無駄無駄。そんな事をする必要はありません。
いかに無様に負けるかのみを研究すると吉です。それで一生食って行きましょう。
そう言うしか無いような、絶望的な負け方です、アレは。
○バダ・ハリ vs ニコラス・ペタス●
ニコラス、あの骨折からよく復帰してきましたねぇ。放送禁止並みにポッキリとスネが
折れていましたから・・・。思い出すだけでもこちらの足が痛くなります。
バダ・ハリは冷静に試合ができるようになってきていて、すごく進歩してますね。
あのスピードを維持しつつ、あと15kg体重を増やせたらグランプリでも・・・
でも、それがなかなか難しいのですけどね(^_^;)。
○武蔵 vs ランディ・キム●
ランディは試合前の映像ではナカナカいいパンチを見せていましたが、いざ試合が
始まってしまえば、普通に猫パンチ。まぁ、そんなモンなんですよねぇ・・。
試合ではなかなか練習どおりに体は動きません。
武蔵は一歩間違えばセコイと言われそうな、相手が疲れるのを待ってから倒すという
超当たり前な勝ち方でしたが、今年は全敗でしたから、何と言われようと勝ちたかった
のでしょうねぇ。まぁ仕方無いです。
それにしても砲丸投げの選手を総合のリングに立たせるのってどうなのでしょう。
自ら敷居を下げて何になるのでしょうか。谷川はアホですか、相変わらず。
○セーム・シュルト vs ピーター・グラハム●
シュルトもムラがありますなぁ・・・。
どう見ても2Rぐらいでピーターのスタミナ切れていましたけど(~_~;)。
それとも「延ばしてくれ」というキューでも出ていたのでしょうか(笑)。
○須藤元気 vs ジャクソン・ページ●
これまた絵に描いたような絵に描いたような、というかおそらくマッチメイクした人が
想像した通りの試合内容だったのでしょうね。ジャクソンは左手を下から捕まれた瞬間に
三角締めに来ることが予想できないほど寝技を知らないようなので。
ただ、須藤の引退宣言はびっくりしましたね。これからはアチラ側の人間として
精神世界の中で生きて行くのでしょうか。まぁ、勝手にやってと(~_~;)。
●イストバン・マヨロシュ vs 山本“KID”徳郁○
ファーストコンタクトでのKIDのミドルキックが当たった瞬間に勝負は終わってました。
マヨロシュは打撃の対策は何ひとつしてこなかった(もしくは間に合わなかった)と。
あと、フリースタイルではなくてグレコローマンの選手だったのですね。
それならなおのこと、あれだけのスキルでどうやって勝つつもりだったのか・・・。
単なるお金儲けだけでの参戦でしょうか。KIDは北京オリンピックのために総合を休んで
いるところをおそらく無理に引っ張り出されたのでしょうから、それなりにバリューがあって、
間違えても負けないような選手を探して引っかかったってトコでしょうか。
●ボビー・オロゴン vs チェ・ホンマン○
これは・・・また見事に期待はずれというか、一体どういう試合内容を期待して
マッチメイクしたのでしょうか。転がされてパンチをポコポコ入れられてストップ。
完全に失敗作です。絵を描けないような試合を組むべきではありません。
○魔裟斗 vs 鈴木悟●
ローキックでOK・・これまた終わってみればあまりと言えばあまりに当然の結果な訳ですが、
魔裟斗としてはちゃんとしたボクシングをする人でかつ、あれだけのリーチのある選手は
初体験だったのでしょうね。何度かパンチに当たりながらも受け流ししているように見受けられた
ところもありましたが、やっぱり基本的にスウェーが間にあっていませんでした。
でも、試合後のあの苦笑いは本当にパンチだけで勝つつもりだったのでしょうかねぇ(笑)。
○秋山成勲 vs 桜庭和志●
実は秋山は大嫌いなのですが、冷静に考えて管理人の戦前の予想は秋山でした。
上昇途中の秋山と、傷だらけで下り坂を下っている打撃には滅法弱い桜庭では
多分勝てる見込みは・・・薄いのだろうなぁと思っていたのですが・・・
また疑惑の判定ですか。いい加減にしていただきたい。
桜庭が「タイム!タイム!」と言っているのはTVでも拾っているのに、ストップをかけることも無く
秋山に殴らせ続け、いつまでも試合を止めないレフェリー。
しかも試合をしている二人よりも明らかにリング外を見ていましたし、ゴング後に割って入るという
お粗末ぶり。フロント側から「裁定はこっちでするから、不用意に試合を止めるな。」と
言われていたとしか思えないレフェリングでした。(いや多分そうなのでしょうけど)
ボビー戦が一発で止められたのとは対照的です。とても同じルールでやってるとは思えません。
選手を殺す気でしょうか。
さらに「足に何か塗ってる」という抗議に対し、秋山の背中を触っただけで問題無しという判定。
レフェリングというのはどんなスポーツにおいても間違いは付き物のなので致し方ないという考えも
ありますが、行き過ぎです。
あれでは実際は違っていたとしても「また八百長か」と言われても言い訳できないと思います。
確かにK-1ルール上は、選手が途中で意義を申し立ててストップできるとは書いていませんが
事実上出来ていたはずです。ちなみに、ROMANEXルールでは「身体にいかなる物も塗布しては
ならない」という事は明確に記述があります。(今回どのルールに乗っ取ったのかは知りませんが)
と思っていたら、案の定[レフェリーのブログ]が炎上していました(~_~;)。
既にコメントが4,500を超えています・・・。
皆さん、もうちょっと冷静に(^^;)。
所詮K-1ですから(笑)。
ついでですが、DJ OZMAのバックダンサーのブログも炎上後閉鎖されました(笑)。
今年も年明けからネットは燃え盛り過ぎです(~_~;)。