4巻です。
人に死の危険が迫っている事を感じてしまう、若手刑事さんが
凶悪化する少年犯罪に立ち向かうという感じで。
『サイコメトラー EIJI』の人なので、期待して読み始めた第一印象が、
「こりゃあ、ハナからTVドラマ化を前提に考えとるな」というモノだったのですが
意外と・・・盛り上がりに欠けて、あら企画倒れかしらという感じが(^_^;)。
色々と作り過ぎている設定の割りに、ストーリー自体の奥行きが無くて、
ええっ、というようなどんでん返しがある訳でも無く・・・。
まぁ、不幸のドミノ倒しは最近はケータイ小説(笑)が専売特許みたいなので
そういうテイストを望んでいる訳ではないのですが、もうちょっとヒネってほしいような。
同じ作者さんの『クニミツの政』とかは、結構管理人的にはハズレだったのですが、
ジャンルは違えど、設定と勢いと大見得だけで話をまとめるというところでは
似たような感じで、それではチトつらいのではないかなと。
この4巻辺りから、ちょっと主人公の性格が変わりつつあるので、一応期待は
しておきますが・・・もうちょっとプロットをよく練って下さいね(^_^;)。
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