たいやき

天声人語を読んでいますと、たい焼きの事が書かれてたので帰りに鶴橋駅で買い食いを(^^;)。

酒を控えよとの天命か、５０歳を過ぎて甘い方もいけるようになった。行列に並んでタイ焼きを買う。紙袋からゴソゴソと出した頭をほおばれば、ふんわり漂う湯気とあんこの香り。このあつあつ、ふうふうこそ冬の楽しみだ。〈鯛焼（たいやき）を割つて五臓を吹きにけり〉中原道夫▼タイ焼きの起源には諸説あるが、商いの先駆けとされる東京の甘味処（どころ）、浪花家総本店が創業１００年になる。今川焼きを発展させ、縁起のいい高級魚を型に選んだのがよかった。７０年代のヒット曲「およげ！たいやきくん」の舞台とも聞く▼製法には、浪花家系など老舗（しにせ）を中心に残る一丁焼きと、大きな型でまとめて作る連式焼きがある。本物になぞらえて、それぞれ天然物、養殖物と呼ぶそうだ▼甘党談議を続ける。タイ焼き元年の１９０９（明治４２）年は、森永商店、いまの森永製菓が国産初の板チョコを売り出した年でもある。原料のビターチョコレートを米国から輸入しての加工だった▼明治から大正期、マシュマロ、キャラメル、ビスケットと、見慣れない西洋菓子が好奇の目を集めた。以来１世紀、菓子の市場で和洋の形勢は逆転し、タイの「五臓」にまでチョコやクリームが詰まる昨今である。あさってのバレンタインデーやクリスマスなど、洋菓子勢が繰り出した仕掛けも大きい▼森永製菓が女性４００人に「本命チョコ」の値段を聞いたところ、平均は去年より９００円も安い１７００円だった。このご時世、予算で妥協するのなら、いっそ目先を変えて「２匹で３００円」を分ける手もある。

イマイチ、何が言いたいのか分かりかねる文章ですが・・・(-_-;)？

ちなみに、写真のたい焼きの中味は餡子ではなくチョコを選択してみましたが
やっぱり、たい焼きのあの生地には餡子の方が合うのではないかと思いました。

中途半端な温かさとチョコレートがマッチしていないようにも思いますし、
生地の「粉」の和の風味と甘ったるい味がチョコの甘味と対立しているような。

他にも、餡子入り・カスタードクリーム入りがあるのですが、共通の生地を使わず、
それぞれ別に甘さを変えたモノを用意したらいいのではないかと思うのですが、
120円でソコまでできませんか、無理ですよね(^_^;)。

昔、「美味しんぼ」で豆腐料理対決があった際に、普通だと料理によって豆腐をそのまま使ったり、
水切りをして使ったりするところを、最初から水分量を変えた数種類の豆腐を用意する、
という手法を採用しており、子供心になるほどなと感心したものでした。
あ、すみません、読んだ時はもう子供じゃなかったです(^^;)。

わざわざ後でアレコレこねくり回さずに、先に手間をかけて合う物を準備しておけば
相性が良くて違和感の無い完成品が出来上がって当然でしょうよと。

結局、何が言いたいのかと申しますと、土台がしっかりせぬままに、色々とフラフラしてきた
管理人の人生は、この先どう繕えば人並みにソフトランディングできるのかいなと、
悩んでも既に手遅れであると悟った次第です(T_T)。

こうなったら、ブレずに一生フラフラしてやる（意味が分からん(笑)）。