今日も特に書くことが無く本の話でも(^^;)。
有川浩「レインツリーの国」。
とある男の子が、10年ほど前に学生の頃に読んで心に刺さったままだったライトノベルの感想をネット上で見つけ、サイトの持ち主の女の子とメールでのやり取りが始まります。次第にお互い惹かれていきますが、なかなか実際には会ってくれません。遂に約束を取り付けて会ってはみたものの、時々彼女の言動が不自然で彼はイライラがつのるばかり。。。
といった感じです。
管理人は書評とかほとんど見ませんし、世間で何が流行ってるかもたいして興味ありませんし、本を買う時は、タイトル→背表紙の数行のあらすじを読む→巻末解説の最初と最後を読む、だけで選びます。なので、この本も全く予備知識が無く「ミステリーなのかな」と思って読み始めたら、数ページで「ええっ」と思い、最後まで読んで特にどんでん返しも無く「純恋愛小説だった」と知りました(^^;)。
原因やら、程度の大小やら、色々ありますが、様々な人が現実にいる訳で、誰しもが多かれ少なかれ心に張っているATフィールド(笑)を、どのようにしてお互い解きほぐしていくのか・・・あー、物語の本質を書かないと伝えづらい(^^;)。
しかし、まぁ、アレです。ちょっと関西弁がキツ過ぎて鬱陶しかったです。
話し言葉ならまだしも、メールであれほどベタベタに関西弁をタイプする人はおらんでしょ、常考。
ストーリーは全然ひねりがありませんがそれはそれでいいですね。管理人も、見た目によらず傷付きやすい性質なので(自分で言うな)、何の変哲も無いラストに思わず帰りの電車の中でウルウル来そうになってしまいました。ふー、危ない危ない。
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