11巻です。
忘れた頃にやっと出た。(笑
舞台は現代イタリア。表向きは障害者支援を目的とした「社会福祉公社」の実態は内務省管轄のカウターテロ専門部隊で、構成員は義体化された、あらゆる理由で身体の一部を失った少女達。。「条件付け」と言われるある種の洗脳によって、彼女達は何の疑いも無く、たとえ自分の腕が吹っ飛ばされても、目をえぐり出されても、確実に冷静沈着に職務を遂行していく。。
という訳で、おそらくストーリーの縦筋となる「クローチェ検事暗殺テロ」の首謀者が現れ、事件の全貌が今後明らかになっていく感じで続巻へ。ここまでくるのに7年もかけて、まだ引っ張るか(^^;)。
今回はベネチアを舞台とした大掛かりな立て籠もりと爆弾テロの話がメイン。特殊部隊10人と義体2人を失った上、首謀者には逃げられるという失策がちょっと解せませんが・・・。特に、陽動とはいえ、対人地雷にあんなに簡単に引っかかるのはちょっと今まで描かれてきた義体性能との整合性が取れないような気も。
しかし、アンチ・マテリアル・ライフルって対戦車用に「貫通力」を重視した銃だと思っていましたけど、[NTW]って、2kmもの長長距離精密射撃までできるんですか。。初速がどのくらいあればそんな距離を真っ直ぐ飛ぶのか良く分かりませんが、そりゃあ・・・避けきれませんわ(^^;)。
ちなみに管理人は中学生の頃、演劇部やってまして、文化祭での初舞台が「ベニスの商人」だったので、ベネチアにも一回行ってみたいと思いながら、まだ実現できていません。誰か連れてって(笑)。
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