世の中、『天然』な人っていますよね。
最近だと、ってもう結構前なんですけど、「BMWに乗ってるんですか、すごいですね。ところでBMWって全部オープンカーなんですか?」と言った人とか、管理人の車に同乗して30分、日がかげって来たので(暑かったのですよ)天井開けましょかって事で、オープンにしたら「え?この車ってオープンカーだったんですか?」と言って他の同乗者ともどもドン引きした、という2人が管理人の中での『天然ツートップ』なんですが、今日はそんな話ではありません。
昼過ぎ頃に愛媛にお住まいの鯛焼きスキーさんから、鯛焼の袋の写真が送られて来たので、そういえば近所に『天然モノ』の鯛焼を出してるお店があるらしいという噂を聞いていたのを思い出し、ちょっくら探しに行って来ました。
何でも、昔ながらの1個1個の型で焼くタイ焼きを『天然モノ』、チェーン店とかのようにデカイ型で複数個一気に焼くのを『養殖モノ』と呼ぶらしいです(^^;)。で、こんな大昔から変わって無いような街中にそんなお店があるノンかしらと思いながら探していると・・・ありました。『一丁焼きの鯛焼き屋 こたろう』。
ずーっとほったらかしだった古い家を買い取って(?)オーナーさん自らが補修・改装したそうです。
あらら、自家製パンやら絵本(?)まで売ってますか。へー。
そして、何とオーダーしてから焼き始めるというシステム!
こんな感じで、1個1個ガッチョンガッチョン言わせながら型を返して焼かれてます。
他のお客さんのおばちゃん達と二月堂のお水取りの話なんぞをしながら待つ事10分ほど。
出来上がりました。
表面と身からはみ出た『ミミ』のところがサクサク、身はしっとりほっこり柔らか、餡も程良い甘さで堪能致しましてございますm(_ _)m。しかも、わざわざ1個づつ(ココの場合は実際は2個づつなんですけど)手間かけて焼いて、たったの100円とは、ありがたい値段設定ですね。
甘いモノ好きの皆様、奈良にお越しの際には是非m(_ _)m。ただ、地元民でも通らないような道沿いにあるので(この辺り)、観光客さんだと到達するのは至難の業かもしれません(^^;)。
って、試しに検索したら動画がありました。
え、この辺りって「ならまち」かいな?
確かに古い街ではあるけど、どうも相変わらず「奈良町」の定義って曖昧やなぁ(^^;)。
あと、細かい指摘をすると、自転車で配達するシーン、猿沢池沿いを画面向かって右から左に走ってますけど、待ってる場所とお店の位置関係からすると、こんな方向には走らないですよね。よく見ると、お店を出発するシーンでも逆の方向に走り始めてたり・・・。ええ、ええ、『演出』なんでしょうから、ほっといたれやって話なんでしょうけど(^_^;)。
たにやんさん>
白い鯛焼きのブームは一瞬でしたね(^_^;)。
ウチの近所のお店はまだ頑張ってるようですがいつまでもつのか。。
ココの鯛焼は100円と言う値段からも分かる通り小ぶりなのですが、
それでもやっぱり焼きたてを頂けるのはありがたいです(^^)。
JGさん>
師匠、やっぱり天気の良い日は自転車ですか!
私も見習って運動しないと・・・(^_^;)。
昨日は天気が良かったので自転車で神戸方面散策しましたが、通りがかったイマドキののチャラチャラしたたい焼きやさん、いろいろ作ってますが¥150!ALL。。。な~んか高いなぁと思って買うのはヤメました。石屋川あたりまで走って、ナダシンの餅を買って帰って正解。(^^ゞ
一時期白い鯛焼きってのがブームになったような気がしましたが、案の定と言うか業界事務所の近くに出来た白い鯛焼き屋さんは、あっという間に持ち帰り餃子屋さんに変身していました。
やっぱり鯛焼きは茶色い方が良いと思います。
で、鯛焼き。
スーパーの催事みたいな感じで鯛焼き屋さんが出店してることがありますが、「鯛焼き一つ」とオーダーを入れると、間髪入れずに発泡スチロールの箱から作り置きの物を一つ出して包んでよこします。
皮がパリッという世界からは対極にあるような、全域グニュッとした食感の鯛焼きを、130円も出して買って食べたとき、自分の読みの甘さを痛感する次第であります。