しかし、何ちゅうタイトルだ(笑)。
平山 夢明 - 「いま、殺りにゆきます-RE‐DUX」
実話短編ホラー34話詰め合わせ。内容は、理由も無く意味も無く突然猟奇犯罪にあい、大半が「犯人は捕まっていない」の一文で終るという「どないせーっちゅうねん。」という話ばかりです。しかも、ショートショートなので、どれもこれも本気で起承転結がありません。『転』だけみたいな(-_-;)。
おしむらくは、タイトルがどれもストレートすぎて、大抵最初に展開が読めてしまうところでしょうか。
もう少し隠した方が「げげっ」っと感が得られたかと思うのですが。得たくありませんが(どっちやねん)。
でもやっぱり、猟奇系もすっかり珍しくは無くなったので、プラスアルファが欲しいところですね。
「え?!オチ無しかよ!」っていう、オチなのだと思いますけど、今時それだけではね。
ま、幽霊だとか何だとかよりも、一番怖いのは人間だという話で。皆さん、戸締りはきちんとしましょう。
残念なのは、この手の輩は戸締りしてても入って来よるって事なんですけどね(-_-;)。
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