洋菓子店 コアンドル

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今日も普通に出社だったのですが、またしても連絡不行き届きの刑に会いまして、時間を無駄に使っというか、また来週やり直しかいな的なところもありつつ、副産物として明日はお休みになったので甘いモンでも食いたいなと思ったりもしたのですが、まだ天候不順が続いており出掛ける事もままならずです(x_x;) ウマイ ケーキガ クイタイ。

そんな訳で(?)、村上 桃子 「洋菓子店 コアンドル」。(原作は別です)

恋人を連れ戻すため、鹿児島から上京したなつめ。実家のケーキ屋を二人で継ぎ、そこそこ幸せに暮らしていくことが信じて疑わない未来だったのだ。しかし、勤め先の洋菓子店コアンドルにはその姿はなかった。恋人が見つかるまでとコアンドルで働き始めたなつめは、オーナー・シェフの依子とその夫・ジュリアン、パティシェール・マリコ、そして、伝説の元天才パティシェ・十村を中心に店で出会う人々との出会いを通して、挫折を経験しながらも自分の人生を見つけていく…。

昨日から映画が公開されていまして、Yahooのレビューとか見ていますと「癒された」的な感想が多いような気がします。まぁ、そうでしょうね。それ以上にドコを褒めろっちゅうねんという感じの内容です(^^;)。自信過剰な主人公は、良いように言えば「前向き」悪く言えば「超自分勝手」、店をほったらかして何度も飛び出したりしてますし、二日酔いでケーキを作ったり、お客さんに失礼な口をきく事も何度も、心に傷を負った人にまた聞きした過去で説教食らわしたりとか。。途中から真面目にケーキ作りに取り組んだりしますが、まずソコに行くまでにダメ判定くらうでしょう、普通。

映画が先にありきなので、時間の都合もあって登場人物の心象の掘り下げも不十分、マリコさんもその後どうなったのかとか、店閉めるって事はそのタイミングで晩餐会は断ったんちゃうのとか、某お得意様も一体この主人公の何を気に入って贔屓にしてるのかとか、(彼氏以外の)男が2人出て来てるけど2人を使い分けてる意味がドコにあるんかとか、オーナーの旦那もちょっとは手伝えよとか・・・文章で読んでると全くもって寸足らずなのですが、映画で見ると雰囲気でそれなりにに見れるのかもしれませんね(笑)。

でも、一番疑問なのが、毎日のように一人でケーキ屋にケーキを食べに来る若い男なんて、そうそう存在するとは思えないところなのですが、どうなのでしょう。さすがの管理人も、喫茶店とかならまだしも、ケーキ屋のイートインで一人で頂いちゃった経験は多分無いです。無理に活字にせずに映画だけにしときゃよかったのに、と思える本でしたm(_ _)m。

コメント(4)

>>「真っ直ぐな女の子が頑張って周りを元気付ける」
>これで映画の内容のほとんどがわかったような聞がします(笑)。

 ええ、8割方書けたと思います(笑)。

>「真っ直ぐな女の子が頑張って周りを元気付ける」

これで映画の内容のほとんどがわかったような聞がします(笑)。
時間があれば観に行く、そのランクで対応したいと思います(笑)。

貴重なご意見ありがとうございましたm(__)m
まぁ当たり前に考えても、ケーキ、天才パティシエ、風来坊、一途な女子とくれば、捻りようがないストーリーですよね。

いやぁ、この本は映画の目で見える所を急いで文字におこしましたって感じで、情景描写とかが圧倒的に不足していますので、ソレだけで映画の方にまで評価を下すのは早計だったかもしれませんm(_ _)m。

そもそも、ストーリーが云々と語るべき話でも無いので、映画の方は「真っ直ぐな女の子が頑張って周りを元気付ける」っていうところだけをストレートに出せていれば、それなりに見れる出来になってるのではないカナと思います。

と、一応フォローしときますm(_ _)m。

この映画、見に行こうと思ってたんですが、ちょっと萎えました。
てゆーか、ストーリーはうすうす想像出来てたんですが、やっぱりその通りだったかと。
所々に綺麗なケーキを作るシーンがあったりして、そんな感じの中で話が流れていくんだろうなぁと。

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このページは、skoyamaが2011年2月12日 23:53に書いたブログ記事です。

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