2011年12月アーカイブ

まとめ

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本日も昼からの出社でしたので、何だか恒例になってしまった、昼食代わりのジェラートを(^^;)。店内に入ると、お客さんが1人いるだけ。。聞いてみると、お店の方は何だかモノを取りに裏手の家に帰って行ってるとかなんとか。。レジも商品もそのまま店内にある訳ですし、何と不用心なとも思うのですが、やっぱり何か物騒な事が起こる訳でも無く、数分でおばちゃんが戻って来て、キウイとチョコチップバナナで、今年の甘いモノ納めとなりました。

管理人の今の仕事は、何かを作ったりする事よりも「運用」がメインです。「運用」にとって大事な事柄というのは人それぞれなのですが、管理人が思うに大体以下の項目に集約されると思っています(ライフサイクルの話は除く)。

・あらかじめ決められた結果がありその通りの答えを出す(以上でも以下でも無い)。
・発生するであろう全ての現象を想定し対応する手順を整備しその手順が正しい事を確認する。
・出た結果が正しい事を客観的な手法で検証する。

結果は正しくて当たり前なので、見た目に地味な作業なのですが、それをとらまえて「別にやらなくてもよかったんじゃないの」とか言うがいました。いや、そういう意識が、数分の一、数十分の一、数百分の一の確率で問題を呼び寄せてしまうのではないのかと思います。

もしかしたら、「問題が起こらないようにかける予防コスト」が、「問題が起こった際にかかってしまう復旧コスト」を上回ってしまうかもしれません。だからといって、後者を無意識のうちにでも選択するという事は企業的にも社会的にも倫理的にあるべきではないのではと考えます。

などと偉そうに書いていながら、失敗する事もあります(笑)。まぁ、ナンボ準備しても、所詮人間のする事なので、100%ミスを防ぐ事は不可能ですからネ(いい訳すんな)。そういう場合は、せめて真摯に対応していた、そして今も対応している、という態度だけでも見せる事も重要です。

今年はそういう色んな事柄がこの国にはあらゆる場所・場面で決定的に欠けているのではという事を再認識してしまいました。来年こそは「カイゼン」すべき事が多々あるのではと、一年の最後ぐらい真面目に思ってしまいましたm(_ _)m。

まぁ、そんなこんなで来年もよろしくお願い致しましたm(_ _)m。

逢魔時

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本日は神戸方面まで走り納めに行って来ました。途中からNaviが付いてる管理人が先行したんですが、G号が後ろからつついて来るので怖かったです!><; レーダー探知機を付けて無いのでおっかなびっくり走ってスミマセンm(_ _)m。

お昼はイタリアンで食べ放題のフォカッチャを3人でよってたかって食い散らかしたにもかかわらず、やはり食後は甘いモノという事でケーキ屋さんに(勿論管理人のリクエストナノですが)。さすが元町、徒歩圏内に何件もケーキ屋さんがあって目移りしますね。最初に行ったお店は超人気店らしく14時という時間にも関わらず、売り切れで入れませんでしたけど(^_^;) スゴイナー。

ひとくさり無駄話をして明るいウチに解散となり、管理人は阪神高速の神戸線に乗ったのですが・・・さすがに、京橋~魚崎辺りはソコソコ車が走っていたんですけど、西宮を過ぎ・・・武庫川を過ぎ・・・尼崎を過ぎ・・・料金所ゲートを過ぎた辺りで、周りに全く車がいなくなりました。

神戸線といえば最後に合流ポイントがあるのでいつ走っても渋滞にはまるイメージがあったのですが、見渡す限り3車線とも1台も車が目に入らない状態に。暮れも押し迫った時期とはいえ、夕方17時にこれだけ車が走っていないというのは、モノすごく気味が悪く、狐にでもつままれてんかしらと思ったほどでした。

結局、料金所から阿波座まで5台ぐらいしか遭遇せず、このまま異空間にでも連れて行かれるのでは・・・とか「TVの見過ぎ」と自分にツッコミを入れつつ冷や汗を流しながら合流地点をターンすると・・・東大阪線には無事車が溢れ返っていました。通常だと夜中3時でも何倍もの車が走っていると思うのですが、こんなスイートスポットが発生する事もあるのですね。いやー、怖かった(^_^;)。

業務終了

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この10日間ぐらいはホボ毎日仕事の終りが27時とか28時とかでした。睡眠時間が足らないとか、曜日や時間の感覚が狂うとかいうのは特に構わないのですが、一度言った事をコロっとひっくり返すのはやめてほしい。ひっくり返すなとは言いませんので、せめて事前判断を誤った理由を毎回ちゃんと考えろと言いたい。いつまで経っても「感覚」で仕事をするというのは科学的でない思うからです。営業至上主義的な社会は何とかならないモノか。

という訳で、ひと段落ついたので、今日のお昼はケーキの盛り合わせがデザートに付いて来るお店にて、甘いモノを摂って来ました。大晦日にちょっと顔を出しますが、基本的に3日までお休みで、4日はいきなり徹夜の予定です。もうどうにでもな~れ(笑)。

GUNSLINGER GIRL

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14巻です。

ここにきて主要人物がバタバタと死にかけたので、今巻で終りなのかと思ったらまだ続きました。あと一冊分、話が残っているのかが心配ですが、先日の管理人の海外逃亡にてイタリアを選んだ事に多少の影響を及ぼしたマンガですので、もうちょっと頑張って頂きたい。最初っからハッピーエンドになるハズの無い話ではあるのですが。。トリエラとペトルーシュカには生き残ってほしい。

原発を占拠したテロリストとの最終決戦。

核爆弾の起爆を阻止しようと、壁一枚隔てた見えない相手との会話からのプロファイリングシーンは含蓄があってスリリングで手に汗を握ってしまいました。サンドロ、カッコ良過ぎ。

「隻眼の英雄気取りか!」

「・・・待てよ。オレが核を止めなきゃいけない理由はもっと切実だ。
 大切な人がガンになった。チェルノブイリの汚染のせいだ。
 彼女は死んじまった。そんなのは二度とゴメンだ。」

そして城門の守将ホラティウスは言った
地上に生きるもの全てに遅かれ早かれ死は訪れる
ならば先祖の遺灰、神々の聖堂のため
強敵に立ち向かう以上の死があるだろうか
かつて私をあやしてくれた母のため
赤ん坊に乳をやる妻のため
永遠の炎を灯す清き乙女のため
恥ずべき悪漢セクストゥスから
皆を守る以上の死に様があるだろうか
執政官どの、早く橋を落としてくれ
私が二人の仲間と共に敵を押し止めよう
この橋を埋める一千の敵を三人で防いでみせよう
さあ、私の傍らに立ち
共に橋を守るのは誰か?
~トマス・B・マコーリー「橋上のホラティウス」より~

丁度タイミングよく(?)、どこぞのドジョウが「収束宣言」を出してました。
果たして、今のこの日本で『恥ずべき悪漢』とは誰の事なのか。
・・・多過ぎて紙面を埋め尽してしまいそうなので寝ますm(_ _)m。

土曜日

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12月は日曜日が無いので、週唯一の休日の今日はゆっくり昼まで寝ていました(^^;)。来週は多分2連徹とかありそうな感じなので、休養タイムです。で、眠い目をこすりながらネットを徘徊していると、遂に[たにやんさん]が箱替えとか。。。年末サプライズですか。。床が抜けるまで乗られるのかと思っていましたが(笑)。何はともあれ、おめでとうございますm(_ _)m。

昼からは近所の服屋さんに。いつも(って言うか数年に1回なのですが)ソコでイージーオーダーのスーツを作ってもらってるのですが、今年の夏はクールビズで上着がホボ不要になったため、ヨーカドーで既製品のズボンだけを買ったところ、2週間で傷みが目に見えるようになってきて、やはり安物買いの何とやらではイカンという事が身にしみました。しかし、いつもなら2週間であがるところが、時期的に1ヶ月もかかるとか。。もっと早くに買いに行くべきでした。。

上の写真ですが、帰る途中に[小太郎]で家人のお土産に鯛焼きを買いに寄ったところ、いつの間にか『世界初かも?白餡あずきバー』なるモノが始まっていたので、冬だという事を忘れて買ってしまいました。さすがに外を歩きながら食べるのは寒かったです(笑)。細いバーが斜めに付いているので、持ちにくくて仕方ありません。ポロっと取れそうですし。。コレも何かのこだわりでしょうか。。しかし、100円だった鯛焼きが150円に。。やっぱりあの値段設定では厳しかったのでしょうかね(^_^;)。

帰ってからは、家の年賀状作成をして、あれやこれやとやっていると・・・あっという間に1日が終わってしまいました。また明日から大晦日まで仕事頑張ります。週末の3連休、1日でも休ませてくれるのだろうか。休ませろ。(いかん、つい心の声が)

また熱出て来た

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東京都杉並区の区立堀之内小学校(同区堀ノ内3丁目)で、4月上旬まで敷いていた芝生の養生シートを同区が調べたところ、1キログラム当たり9万600ベクレルの放射性セシウムが検出されたことがわかった。

国が廃棄物処理できる目安とする「1キロ当たり8千ベクレル以下」を10倍以上上回っており、福島県郡山市の下水処理施設の汚泥(2万6400ベクレル)以上の数値だ。

環境省は12日夜になって「シート1キロに対し他の廃棄物1トンを混ぜて焼却すれば放射性物質は十分希釈される」と回答し、焼却処分を事実上認めた。これを受け、区は焼却する方向で検討している。

敢えて言おう、気が狂っとる。

一休さんのトンチかいな。何のための規制値なのやら?
だったら、高濃度汚染水もじゃんじゃん太平洋に垂れ流して海で薄めればOK?

管理人が気付かないうちに、日本って法治国家じゃ無くなってたのか。。
何かこう、真面目に毎日夜遅くまで働いてるのがアホらしくなってきました。

阪神高速とかETCとか

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阪神高速が遂に料金が距離制になるようですね。距離による細かな料金設定というのは、ETC普及の目的の一つでもあった訳ですから、苦節数年やっと実現するという事でしょうか。東京の首都高なんかも同じだそうです。

管理人が一番多く利用するのは、多分JGさんの家に行く場合ですので、700円均一区間の東の端から西の端まで目いっぱい使います。最長不倒距離なので、おそらく今度は上限の900円になってしまうのでないかなと思うので、ソコだけを見れば値上げになってしまいますネ。

ただ、今まで均一区間内でおさめるために、最寄りのICより2個手前で下りて下道を通っていたので、今度の料金改定でどうせ値段が上がるのなら、上限の900円で最寄りICまで行けるようになるのであれば、ソレはソレでヨシとしましょう(^^;)。

そんな事を考えながら家に帰ると「阪神高速におけるETCマイレージサービスポイント発行終了にお知らせ」なるハガキが届いていました。「より利用しやすく分かりやすい割引制度を目指して」ポイント発行をやめるという、よく分からない理由が書いてありますが、実利があるほどのポイントがあるほどでもないので、どっちゃでもいいです(笑)。

ところで、ふと思ったのが「このハガキは誰が出しているのか」です。文字通り「誰が」出しているのかと「費用は誰が負担しているのか」の2点です。裏面の本文を読んでいると、最後に「~敬具 阪神高速道路株式会社」となっているのですが、管理人の住所を阪神高速道路株式会社に直接教えた憶えはありませんので、違うハズです。

となると、内容が「ETCのサービス」に関する事なので、ソッチ方面からだという事になります。マイレージサービスを登録するに当たって、住所などを登録したようなしなかったような。。それ以外だと、実際のETCカードを発行したカード会社という事になりますが、どう考えてもサービス範囲外なので、その選択肢は除外できると思います。

ま、実際は切手の貼ってあるべき所に「料金後納郵便 ETCマイレージサービス」と書いてありますし、裏面にも「その他マイレージ全般に関するお問い合わせ先」として「ETCマイレージサービス事務局」の連絡先が書かれているので、ソコからなんだとは思いますが、文面からすると阪神国道路株式会社から直接ハガキが来たように思えてしまいます。

そう思って、今更ながら改めて[ホームページ]を隅から隅まで見てみたのですが、事業主体について全く記載がありませんでした(各高速道路会社が連名で書かれている箇所はありますが)。プライバシーポリシーを読んでも「運営者」とは一体誰の事なのかよく分かりませんし。実際は各道路会社の共同運営体なのでしょうけど(やっぱり昔から言われてる通りに天下りのための団体なのでしょうか、と言外に書きたい、あ、書いちゃった)。

連名の中にはもちろん「阪神高速道路株式会社」もある訳なんですが、ポイントを付けなくなるって事は、もうこの「ETCマイレージサービス」とは関係が無くなるので、そのうちに名前も消されて、そしてその事業に拠出していたであろう経費が浮くハズですから、浮いた分を値下げなりサービスなりに反映してくれないと嘘になるでしょう。どうなのでしょうかね。反映される訳が無いと思いながら書いてますけどね(笑)。

クールダウン

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本日も昼前出社だったのですが、イマイチ体調も万全には戻らないので昼食代わりにジェラートを。
フランボワーズ&チョコとラズベリー&チーズのダブルで。何とかコレで年内冷温停止を(-_-;)。

余談ですが、職場で昨日の月食の話をしていたところ、「地球と月の間に太陽が入る事?」
と言った人がいました。

焼け焦げるわ(-_-;)。

昨日の夕方頃から「何だか喉が痛いな」と思っていて、帰宅後に熱を測ってみたところ、37.2度の微熱がありました。何だか本当に「微妙」な熱量なのですが、大事を取って、[師匠]達との朝連はキャンセルさせて頂きましたm(_ _)m。今月は日曜日が無く、貴重な週一回の休みの日にキッチリ体調を崩すという、何とタイミングの良いのか悪いのかよく分からない体です(-_-;)。

仕方無く今日は一日家にこもってTV録画の消化に努めたおかげで、歌番組を中心に一気に6時間分ぐらい消せましたが、夜になって、頂きモノのメロンを頂きながら「日本有線大賞」を見ていると、ふくい舞の「いくたびの櫻」が大賞を取っていまして、ネットを見ていると「誰?」という書き込みを多く見かけました。

確か今年の初め辺りだったと思うのですが、歌番組の新曲コーナーみたいなのでちょろっと聞いた事があり、その時の紹介コメントが(詳しくは憶えていませんが)『史上最高のバラード』みたいな感じだったので、Youtubeで探して聞いてみたところ、何だか色んな曲のつぎはぎにしか聞こえなかったので、それ以降特に気にもしていなかったのですが、この年末に来て、多くの視聴者から「誰?」と言われながら大賞を受賞と。。

やっぱり、あの時のコメントの「違和感」というのは、何かどこかにひそんでいる脅迫的な業界パワーをビンカンに感じ取ったのではなかったのかなという気がしますが、多分熱による気のせいでしょう、ええ、ええ。明日も出社なので、温かくしてとっとと寝ますm(_ _)m。

そりゃ熱も出るわ

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今週も何だかタイヘンな一週間でした。
これがまだあと3週間続くのか。。

・・・愚痴は以上終了(笑)。

鶴橋市場にある「まぐろ食堂」が、店名に反してまぐろを出すのをやめるという噂を聞いたので無くなる前にと行って来ました。元々、食堂ではオムライスを出していて、店頭で売っていたマグロを丼で出したら、そっちの方が有名になっちゃった、ってお店なのですが、聞いてみたところ、オムライス屋に戻して、マグロは丼廃止でぶつ切り定食などは残すとの事でした。本業に戻すって事のようです。

話は変わりますが、ネットを見ていると、福島の事故後に、放射能汚染マップを作った群馬大学の教授が、学長から「本学の名誉若しくは信用を失墜する行為」として訓告を受けたそうですね。んな、アホな。教授といえば、教員でありながらも学者です。あくまで、事実を事実ととらえて発表するのが『科学者』ですから、その事実がどのように社会的な影響を与えるかを考えるのはそもそも領域外だと思います。とは言え、危ないモノを危ないと言っただけの事なのですが。

学長ともなってくると、やはり学業を司る本分とはかけはなれてしまって、社会的しがらみの方が大きくなってしまうようで、非常に残念です。そりゃ、日本の大学は他の先進国の大学に比べて相対的に学力レベルが低いとか言われるハズです。国立大学の学長自らが、「学業よりも大切な事がコトが世の中にはあるのダヨ」と言っている訳ですから。

・・・魚、食べてて本当に大丈夫なんだろうか(^_^;)。

寒暖差

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本日も出社だったのですが、妙に暖かくてお昼は冷たい蕎麦にしてみました。忙しいこの時期、寒くなったり暖かくなったりで体調を崩すと、職場の皆さんに迷惑をかけてしまうので気を付けないと、とも思いますが、一回ぐらい壮大に迷惑掛けてみたろかいな、とかも思ったりもするのですが、逆に誰かが体調を崩してコッチが迷惑かけられたら困るので、管理人も出来るだけ風邪をひいたりしないよう、気を付けたいと思います(何と消極的な理由)。

そんなくだらない事を考えながらニュースを見ていますと、中国道でフェラーリとかランボとかが数台クラッシュしたニュースをやっていました。嗚呼、勿体無い勿体無い。何でも皆さんでお食事会に行く途中に雨上がりの道路でスリップしたようなのですが。。まぁ、気を付けてても事故は起こりますからね。。

しかし、トレイン走行してて、身内でクラッシュしてたらシャレになりませんわね。明日は我が身と思って、安全運転を心がけたいと思います。まぁ、安全運転も何も、タマの晴れの休日に仕事しているので、車に乗る機会すら無いのですケドね。。(-_-;)グヌヌ

身の上話

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タマタマ手に入った宝くじが高額当選したら・・・そんな時、どうなってしまうでしょう。当選者は「その日から読む本」というのが貰えて、その本の中にはイロイロと含蓄のある言葉が書かれているそうですが・・・管理人の場合、隠すなんて事が出来ずに喋ってしまって、自滅してしまう自信があります(笑)。

あなたに知っておいてほしいのは、人間にとって秘密を守るのはむずかしいということです。たとえひとりでも、あなたがだれかに当せんしたことを話したのなら、そこから少しずつうわさが広まっていくのは避けられないと考えたほうがよいでしょう。不倫相手と逃避行の後、宝くじが高額当選、巻き込まれ、流され続ける女が出合う災厄と恐怖とは。

この本はジャンル分けがちょっと難しいですね。ミステリーっちゃあ、ミステリーでもあり、サスペンスホラーだといえばそうでもあり、ただの「語り」だといえばそうなんですが・・・。あまり書くとネタバレになってしまいますけど、物語は主人公の夫が自分の妻の体験談を微細漏らさず語るだけという構造に終始一貫しています。

こういう「一人称語り」って、思ってるのと違う人の事を話していたり、どこかで人が入れ替わっていたり、実は嘘をついてたり、そういうトリックのタネに使われる事も多いのですが、別にそういうのでもなく、本当に淡々と話すだけ。そしてちゃんとオチもあるという巧妙さです。

高額宝くじが当たってその日から豪遊三昧でアッという間に散財してしまい・・・という話でも無く、自分の意思とは関係無く手にしてしまった宝くじなので、その所有権を巡って愛憎渦巻くドロドロの奪い合いが始まって・・・という展開にもならず(ま、人は死ぬのですが)、途中から「一体この話はどこに向かっているのか」、この語っている「夫」とは誰なのか、はたまた何の目的があって語っているのか、第一、本人ではなくて「夫」が語らなければならないような訳が何かあるのか、と段々訳が分からなくなっていくうちに残りページが尽きてしまい・・・。

ネットで感想とか読んでいますと「こんな女の人はおらんやろからストーリーにリアリティが無い」みたいな事を書いてる人がいましたが、それは多分逆で、こういう展開になっていくためにあのように主人公の性格付けを行った、と見るのが正しいのでしょう。また、「あの人はどのタイミングでその事を知ったんだ」、等々の疑問点も、一人称語りであるがために語らなくて済む、という読者にとっては多少不親切な点が一応正当化できているところも良く出来ていると思いました。主人公が知らない事は「語れない」訳ですから。

あと、以下の理屈には「なるほど」と思ってしまいました。

はからずも人を殺めてしまったとき、とかく凡庸な人間は死体を土に埋めたがります。私を含めた大多数の凡庸な人間という意味です。過去にテレビや新聞で、どれだけ埋まった死体が掘り起こされるニュースを見聞きしたかもしれないのに、それでもなお今日、犯罪者は死体を埋める事をやめません。埋めるのは自分が殺したからだと語っているようなものなのに。

無駄に余計な事をしてしまって文字通り墓穴を掘るという事はよくあります。人を殺してわざわざ埋めに行くというのは、コントなどで「と、隣の部屋には誰も隠れていません!」とかやってしまうのと結果的には同じなのでしょうか。まぁ、「なるほど」などと思っても、今のところ人を殺める予定が無いので、その教訓を活かす機会は無いと思うのですけどね(笑)。

即撤退

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職場近くにあった、吉本の劇場が先月末で閉鎖になりました。え~っと、[この時に書いてるので]、たったの3年ですか。。そんだけの期間で元は取れてるんでしょうかね(^^;)。劇場って、初期設備費もいるし、維持費も結構かかるでしょうしね。ビル自体は京阪電車の持ちモノらしいですが、まぁ、阪急も吉本の口車に乗せられたって感じでしょうか。

元々、それほど人通りが多いトコロでも無いですし、駅からも微妙な距離があるしで、当初から近隣で100人に聞いたら103人ぐらいが「失敗するやろ」と答えるだろうと誰しも思っていましたので、逆に3年もよく我慢したな、という感じなのかもしれません。夜中にタレントの出待ちをしている人も格好見かけたので、悲惨なほど客の入りが悪かったとも思えませんが。

「とりあえずやってみてダメだったら撤退」という仕事のやり方もあるのかもしれませんが、最初から誰が見ても失敗が予測される事にチャレンジするのは、単なるアホなのか、もしくは何か別の意図があってやってんちゃうんかという、いらぬ邪推の元になるようにも思いますので、どうかとも思いますね。ビジネスの考え方は人それぞれですが。

写真はビルの1階にあるラーメン屋さんで。既に随分と以前から何店舗ものお店が閉店しているので、劇場が無くなってしまった今となっては残りのお店の撤退も時間の問題かも知れません。ブックオフは時間潰しの立ち読みに重宝していたので残念ですけど(^^;)。

失敗から学ぶ事は多いハズ

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うーん、ここのところ、誰かの失敗のリカバリーばかりやってます。暇な時だと別にいいんですが(笑)、忙しい時は自分の仕事が進まないので頼むから自粛してほしい(-_-;)。あと、「コッチではできないんで、ソッチでお願い」攻撃も何とかならないモノなのか。せめて最初の方針だけでも責任持って考えてくれてもバチは当たらないと思うのですが(T-T)。

「失敗」って、何をどう頑張っても最初からZEROには出来ないと思うんですよ。なので、「事前に確認する」とか「せめて事後に確認する」とか、「最悪失敗した時の対策を先に考えておく」とか、「同じ失敗だけは二度と起こさない」とか、いろいろと打つ手はあると思うんですが、なかなかどうして、これがまた・・・。でもまぁ、管理人も基本的に楽天家なので「何とかなるか」で乗り切ってしまう事も多いので偉そうな事は言えないんですけどね(笑)。

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