TVの録画を消化していたのですが、NHKで『世界から見た福島原発事故』というのをやってました。
「世界」と言っても、ほぼスイスの事だったのですが、スイスでは世界のドコかで原発の事故なり問題発覚なりがあった場合、それに対応できるように国内の原発に改良を加えなければならないと法律で決まっているそうで、日々改良改良の毎日なんだそうです。
海がありませんので、冷却水は横を流れる川から取っている訳なのですが、最近、「その川の水が何らかの理由で流れて来なくなったら?」という指摘を受けて、遥か彼方を流れる川の水を引き込むような検討までしているとか。
昨日の話に戻るですが、言った事を180度変える事自体はイケナイ事だとは思っていません。その時々で最良の判断をした結果、前回と真逆の方向になるのだとしても、科学的でかつ説得力のある理由付けがなされるのであれば方向転換する事は別に構わないと思っています。
今の世の中、周りの状況は全てにおいて流動的ですので何につけても最良の答えが1個であるとは限りませんから、あらゆる方向から検証を行い、是正措置を取り常に修正舵を切り続けて行く事によって最善の結果を目指すという姿勢は、今更言うまでも無くビジネスとしても基本中の基本だと思います。
そしてスイスでは、原発はコストが右肩上がりで増え続けるという面からみても未来は無いと判断して、段階的に全廃を目指すという事が決まったそうです。九州ほどの大きさしか無い国なので、一発の事故で国全体が汚染されるという懸念もあったようですが、筋道の通った説得力のある結論だと思います。
まぁ、日本の事ですから、誰がどう反対しようが原発は無くならないとは思いますが、ゼニと利権と面子のためだけのために、国民の安全をこれ以上脅かすのは勘弁願いたい。再稼働させるにしても、もっと上手に嘘をつき通せばいいモノを、コントのごとき三文芝居を見せつけ続けられるのには既に辟易しています。
さて、最後の一機が明後日には定期点検に入るようですが・・・GWですしもう手遅れですかね(^^;)。
写真は先日昼食に食べたラーメン。先に自販機でチケットを買うのですが、普通のにするつもりを間違ってチャーシュー麺を押してしまいました。普通のでも充分チャーシューは沢山載っているので、ソッチでよかったのですが・・・店員さんに「間違った」事を伝える事が出来ずに、そのままオーダーしてしまいました。自分の間違いを素直に認めるという事は難しいモンだと思いました(-_-;)。