GUNSLINGER GIRL

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15巻、最終巻です。

原発での核テロを未然に防ぐ事に成功し、国内最大の右派勢力が壊滅的な打撃を受けることによって、カウンターテロ組織として、政府のある種の勢力からは行き過ぎたモノとなってしまった「社会福祉公社」が今度は逆に「反不政府組織」として闇に葬られようと・・・。

という訳で、この手の漫画の場合、「また国に捨てられるぐらいなら」と派手にドンパチする展開になってしまいがちですが、最後は政治決着となり、地味~に平穏な終わり方をするあたりが、物足りなくもあり、逆にソコがこの漫画のテイストらしくもあり、まぁこれでよかったのかなと思いました。ラストは少しだけ希望に寄りかかり過ぎのような気もしますが。

おそらくは当初「萌えモノ」として企画されたであろう話が、リアリティとフィクションの絶妙なコントラストによって、最終的には大河のような群像劇にまで昇華して、途中打ち切られる事もなく無事にエンディングを迎えた事に賞賛を送りたいと思います。お疲れ様でした。

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このページは、skoyamaが2013年1月 3日 23:58に書いたブログ記事です。

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