昨晩はZERO時を越えてから録画してあった映画「貞子3D」を最後まで見てしまったために今日は一日眠くて仕方ありませんでした。その前日の深夜はドラマ「SPEC」の再放送が1~2話連続であって、そちらも見てしまったので二日続けて寝不足です。。。(-_-)zzz
「リング」は、本→TVドラマ→映画、の順で見たために、世間で騒がれていたほども映画版「リング」は面白いとは思えませんでした。原作の方は、ホラー的でありながらも科学的に呪いの正体を解明しようとしていたところ(「らせん」)が新しいと思ったのですが、映画では最後にTVから貞子がデロデロリ~ンと出て来てしまい、結局普通の「ホラー」で終わっちゃったからです。ま、結果的にあのデロデロリ~ンと出て来るシーンのインパクトでヒットしたので、それはそれでよかったのかもしれませんけどね。
で、「貞子3D」ですが・・・「ビデオで呪いが感染する」というというところから、時代に即して「ネット動画で呪われる」という転換は、まあ、アリなんですが、単に殺されるだけで、「感染」という要素が薄れているトコロが、やっぱり前作には深さで及ばないところだと思います。あと、廃工場の追っかけあいが長過ぎて途中で飽きて来てしまいましたし、貞子がぶっ叩かれてアッサリやられるのも、出て来るだけの意味がよく分かりませんでした。
それに「全く話が終わっていない」ところも、どうかと思いました。普通、ああいうのは、「助かった!」と思ったら実は・・・というのが定番だと思うのですが、単にほったらかしにされて終りという感じ。既に次回作ありきだったとしても、ひとつの作品としてのEND POINTは必要じゃないのかなと思うんですよね。ソコを放棄するのは単なる手抜きなのじゃないのかと。。
投球は今年の方がよかったですけど、倒れ方は昨年の方がよかったですね(笑)。
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