環境ですか

「９月度の自動車の販売状況」の記事を呼んでいますと、よく分からない事が書かれていました。何でも、売れ行きのトップ10が、ハイブリッドをラインナップしている普通車と軽自動車で全て占められたそうなのですが、「ユーザーの環境意識の高まりが如実に表れたかたちだ」と結論付けられていたのです。

ハテ、『環境意識』って、いわゆる「温暖化対策」とか「化石燃料枯渇対策」などの事なんでしょうかね。皆さん揃いも揃って、そういう理由でハイブリッド車や軽自動車を買われていたのですか。「安いから」とか「小さい方が使いやすい」とか「駐車スペースの都合」「税金が低い」「燃料代が少なく済む」とかの方が多いモンだと今の今まで思っていました。こりゃ、管理人なんて非国民も甚だしいですね。反省します。

ところで、気が付けば近所のスーパーが「レジ袋有料化」を始めていました。『省エネ／省資源』と言えば聞こえはイイのですが、スーパー側からすれば今までタダで配っていた物でお金が貰える訳ですから、『100%利益』以外の何物でもないので、やらない手はありませんよね。ちなみに細かい話ですがレジ袋代って「売上」に入れてるんですかね。となると、原価も「経費」じゃなくて「仕入」に計上する事になると思うのでGPにも影響してるのですか。。ま、どうでもいい事なんですけど(^^;)。

環境問題も、人によって言う事が180度変わるのでよく分かりませんね。その昔、中部大学の武田教授が「(そもそも温暖化して無いんだけど)、日本は昔から『冷害』はあったけど『温害』なんて言葉が無いので、多少温暖化した方が農作物の耕作範囲が増えて逆にありがたい」みたいな事を言われていて、成程そういう考え方もあるのだなと思いました。１方向から見た結果が全てにおいて正解だとは限らないという話です。